歯周病治療

40606284_30Y歯周病という言葉は聞いたことがある方が多いでしょう。コマーシャルでもかなりの頻度で使われていますが、どんな病気かご存知ですか?歯周病は歯周病原菌による感染症で、文字通り歯の周りの歯肉や歯槽骨が破壊されていきます。
慢性の炎症の場合が多く、ゆっくりと激しい症状を伴わずに進行していくため放置されがちですが、歯が揺れるなどご自身で違和感を感じる段階では末期になっていることもあり、早めの対策が必要です。


早めに受診したほうがいいケース

・歯を磨くと血が混ざるときがある
・物を咬んだ時に違和感がある
・口臭がある
・歯茎が赤い気がする(正常はサーモンピンクと呼ばれ薄いピンク色です)
・歯科に何年もかかっていない   などの場合は歯周病が見つかることが多いです。

他にもありますが主なものを挙げてみました。
早期であれば歯肉に限定された歯肉炎という状態で治療により完全に治癒します。
しかし、周囲の破壊が起こった後では病気になる前の状態に戻すことは難しく(条件が合えば歯周再生治療でできることもあります)、今後進行しないように炎症をコントロールし、維持していくための治療になってしまいます。
歯周病は国民病であり日本における罹患率は8割とも言われています。虫歯がなくお困りでない方も検診が必要なのはこのためです。

治療の流れ

歯周病の検査を行い病状の把握をした後に、ブラッシング習慣の見直し、付いてしまっている歯石の除去によるプラークコントロールを行います。
咬み合わせや歯並びの不正、被せ物の形態不良、保存不可能な患歯などが原因となっている場合もあり、完治のための治療は多岐にわたります。

1・ごく初期の歯周病のみの治療は、検査、ブラッシング指導、歯石除去、術後の検査を含め2~3回で終わります。

 

2・中等度の歯周病では歯茎の中に付いている歯石を除去(SRPといいます)するのですが、保険治療のルールがあり複数回に分ける必要があります。そのため8~10回程度かかってしまいます。


3・歯周病が高度に進行している場合、上記2つの治療では取れなかった深い歯周ポケット内の歯石やバイオフィルムを確実に除去するために小手術を行うこともあります。


虫歯と同じで、なぜなってしまったのか、これから先はどうなりそうかを考えると適切な治療が選択できます。
進行度合いにより治療期間が長くなる場合がありますが、歯を喪失する割合が最も高く、全身にも悪影響を及ぼす恐ろしい病気です。しっかり治しましょう。

治療後は再発を防ぐためにメンテナンスをお勧めしております。

歯周再生手術を除く歯周治療は全て保険治療で丁寧に行っております。