皆さんに知ってほしい虫歯の知識

クリスマスシーズンですのでクリニック内の飾りつけもご覧になっていただければと思います。

 

過去、歯を失う原因として猛威を振るっていた虫歯ですが、統計では近年減少傾向にあるそうです。とは言えまだまだ多くの患者様が虫歯でお困りでいらっしゃいます。

穴が開いていたり、冷たいものがしみていたり、ズキズキ痛みがあったり様々ですが、虫歯になる条件が揃ってしまったために進行してしまったのです。

虫歯になる条件とは

・細菌(虫歯菌が多い、うまく磨けていない)

・食物(糖分が多い、間食や酸性の飲み物で口の中が酸性になる回数が多い)

・宿主(歯並びが悪く磨きづらい、歯の質、唾液の量)

以上が主なものですが、揃ってしまうと時間はある程度かかりますが歯が溶けてきます。

また、酸性の飲み物や食べ物を取りすぎると歯の表面がつるつるして段々と溶けてくる酸蝕症という疾患で歯が溶けます。この場合は良く磨いて細菌要因を排除していたとしても進行しますので注意が必要です。

上の条件の中で、宿主要因は改善することが難しいと思います。矯正を行うことで歯並びは改善することができますが、歯の質などはほとんど変えられません。ですから虫歯になりやすい方には、ブラッシングの練習と食生活のチェックが重要です。

 

 

虫歯でいらっしゃる方の中にはお口の中は整っていて穴が開いただけの方と、お口の中がいかにも汚れていて穴が開いたところ以外の歯も虫歯が同時に進行している方といらっしゃいます。 後者の方は残念ながらブラッシングや食生活に問題があり、丁寧に治療しても周りの部分からまた溶けてくることが強く予想されるため、穴は仮詰めさせて頂いた後にお口の状態の改善から行い、その後に修復していきます。(そうでなければ治療したことにならないと考えています。)

 

歯の表面のエナメル質のみ溶けたのであれば症状は滅多に見られませんが、進行するとしみたりしてお気づきになるかと思います。又、神経の処置をしてある歯も当然ですが虫歯になります。この場合痛みなどを感じる知覚が失われているため大きな穴が開いたり、被せ物が取れるまでお気づきにならない場合があり、深刻な歯の喪失につながります。

つまり症状が出てから治療を始めるようでは歯のダメージが多いので、予防や定期検診を皆様にお勧めしております。